メディア化する巨大小売業Amazon┃アドテック東京講演レポート

アドテック東京のAmazonの講演を聞いて驚いたのは、Amazonがeコマースとしての小売業であるだけでなく、メディア企業化していることだ。
たとえば、日産とタイアップして行ったAmazonで車が買えるキャンペーン。

巨大なPVを誇るAmazon内に広告や商品を配置すれば、それだけで相当の認知が得られるし、巨大な段ボールで配送するだけでAmazonであればニュースになる。
実際に、この取組で目標の4倍の売上を達成したそうだ。
日産としては、自動車購買におけるユーザー行動の変化もAmazonとの取り組みを始めるきっかけになった。
それは、自動車購入までにディラーに行く回数の激減だ。
ヨーロッパでは、自動車購入までのディーラー訪問回数が7回から1.5回にまで落ち込んだ。
ディーラーだけでなく、オンラインも含めたコミュニケーションのチャネルを増やしていく。その取組の中でAmazonとの取り組みは始まった。
Amazonと取り組むことで、認知獲得と、そこで売上だけでなく、ユーザーインサイトを得られるというメリットもeコマースマーケティングにはある。
Amazonで販売することで、リアルタイムで客のことがわかる。
通常はデモグラで区別しているが、購買行動をベースにしたAmazonのデータを元にした行動に関するインサイトを得ることができたそうだ。

 

よく考えると、コンビニで進撃の巨人とのタイアップなどでメディア化しているし、Amazonのアクセス数を考えると、メディア化する価値があることは間違いない。とはいえ、商品購入に最も近い小売業はこれからますますメディア化していく流れを感じた。

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