「ソーシャルメディアという世界に、企業も興味を持ち始めているんだなぁ」という事に初めて気付かされた1冊。読んだのは4ヶ月ぐらい前だが、この本との出会いが今の自分に与えた影響は実は大きいのかも。
著者の江端さんとはACフォーラムでご挨拶させてもらいました。
今はサンシャイン牧場で爽健美茶を育てるキャンペーンも開催中だそうです。
爽健美茶育てたいんだっけ?という気もしますが、テレビと同じ体験が自分自身で出来るのは楽しいですね。
本書のコンセプトは、市場全体が一つの大きなエコシステムを作っていて、その中に企業間、企業と消費者、あるいは、消費者同士がつながったエコシステムが存在する。
というもので、日産とコカコーラの連携や、モバゲータウンとコカコーラの自社メディア、コカコーラパークの連携の事例が示されている。
コカコーラがこれだけのことが出来るのも、「コカコーラパーク」という自社メディアを持っているからこそ、それを軸とした展開が可能となるのだと思います。
多くの広告費を一瞬で終わってしまうテレビCMなどに投資するのではなく、継続投資として自社メディアを持つ。
そのことが、他企業との連携や自社メディアに広告を載せる等の新しい展開を可能とする。
新しい広告のカタチだと思います。
WEBでもエコシステム・マーケティングの威力として紹介されています。
マーケティング本FW | Plan(分析・戦略) | DO(実例) | Check(ROI) |
マーケティング全般 | エコシステム・マーケティング | 日産とコカコーラのハッピースフルキャンペーン | – |
WEBマーケティング | – | コカコーラパーク | PV、参加登録者数 |
ソーシャルメディアマーケティング | – | モバゲータウンとの連携 | – |