ハーバード白熱教室の裏側にみる、マネジメントの構造

『ハーバード白熱教室』の裏側:ハーバードの一般教養の授業をサンデルの講義を例にして説明してみるの記事で紹介されていた教え方がマネジメントの構造にもかなっているなぁと思ったのでまとめてみた。
この教え方は「グロービスに見た、学ぶための仕組み。なぜ忙しい社会人が予習して、自主勉強会まで開催するのか。」にも通じるものがあります。

つまり、サンデルの授業というのは、あの講義だけではなく、大学院生を中心とした若手を多数動員した少人数のきめ細かい指導を並行して行っているのである。それによって、授業をうける学部生にとっても、授業料に見合った高い水準で、効果的な教育可能にし、同時に、若手に教育経験をつませ、さらに生活支援を実現しているわけだ。

1000人の授業を受け持つ教官Aが1000人の学生Bに対して教えるのではなく、間にTFと呼ばれる大学院生Cをはさんで少人数のディスカッションを設けることで学習効果を最大化している。

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企業においても同じで、一人の人間Aが管理できる人数には限りがある。
そこで階層に分けるのだが、大切な事はAがCをマネジメントする方法とCがBをマネジメントする方法は異なるということだ。

CがBをマネジメントする時にはだいたいの全体像が見えることが多いのでそれほどこだわる必要はないが、AがCをマネジメントするときにはすべてを見ることは出来ないので,以下のプロジェクト管理のポイントを抑える必要がある。
サンデル教授の場合も、成績表を大学院生Cがやる上で同じような評価になるように基準を設けているはずです。

  1. スケジュール
    いつまでになにをするのか。
    サンデル教授であれば、いつまでにこのレポートを提出。という基準を設けているに違いない。
  2. 課題
    なにがポイントになるのか。達成の障壁になるのか。
    サンデル教授であれば、哲学のレポートにおいてこのポイントを忘れている学生が多いからそこを注意してみておくように。とでも言っているかもしれない。
  3. クオリティ
    どの程度の質が求められるのか?
    サンデル教授であれば、事前のリーディングアサイメントを読んでおり、論旨が明確で◯枚以上のレポートを◯点とする。というような基準を持っているかもしれない。

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