速読法は本を速く読む方法で、フラッシュリーディングとか目の動かし方とか、、
でも、あんまり速く読み過ぎると理解が追いつかない。読んではいるけど頭には入ってこない!
ということになってしまいます。
そこで、紹介するのは読む量を減らす少読法です。
なお、対象は小説じゃなくてハードカバーとかのビジネス書です。
大原則は「全てを読もうとしない。読んだ結果はまとめる」です。
本を一冊全て完全に自分の頭の中に全てが残るわけではありません。
だから大切な部分だけを読んで、記憶に残すために読んだ結果をまとめることが大切です。
全部読まないと大事なことを読み飛ばしてしまうのでは?
と思うこともありますが、もし大事なことならその本の別の箇所や他の本に書かれているはずです。
1度読み飛ばしてそれ以後出てこないような情報は大事な情報ではないのです。
- 第一章は読まない。
いきなりバッサリですが、第一章は読みません。第一章は、本のメッセージ・テーマを伝えるために「なぜそれが大切なのか?」ということを書いていることが多いです。
例えば、ソーシャルメディアマーケティングの本であれば、なぜこれからはソーシャルメディアマーケティングが大切なのか?ということが書いています。
もし、「なぜ必要なのか」が分からなければ、読む必要がありますが、その本を手に取る時点でその内容に興味があり、大切だと思っている可能性が高く、読まなくてもいいことが多いです。 - 内容が想像出来る事例は軽くしか読まない。
多くのビジネス書では、考え方を書いたあとに、それを証明するために事例が書いてあります。1つ目の事例は考え方を理解するために必要ですが、2つ、3つも事例を読む必要はありません。
2つ目、3つ目の事例は軽く読み飛ばしても筆者の考え方は十分に理解できます。 - 章末にまとめがあればそれを最初に読む
いくつかのビジネス書では章末にその章の主張をまとめてくれたページがあることがあります。
そういうページがある場合はそこから読んで本文を読みます。
そのほうが理解が早いからです。 - 付箋を貼る
本の内容というものは驚くほどに忘れていくもの。
読むというのは最も非積極的な関わり方だからです。
だから、自分の記憶に残しておきたい箇所には付箋をはりましょう。 - 付箋を貼った部分を見なおして、本の内容をまとめる
本がブログと違っていいなぁと思うことは1冊の本に主張が論理的にまとまっていることです。
付箋をはっている箇所を最後に読み返してその主張をまとめましょう。
論理的に自分でまとめた文書はなかなか忘れないものです。
上記は転職する前に3ヶ月で100冊の本を読もうと、読書を始める中で見つけた原則でした。
1日1冊本を読むにはどうしたらいいか、、
ちょうど転職するときは新しい世界に飛び込むので、本を読んで情報を滝のように受け止めたい。でもそれを効率的に勧めたいという思いがあり、いろいろと試行錯誤しました。
今では付箋がないと本を読めない、ウズウズする。という状態になっちゃいました。